いつか読書する日 [DVD]

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いつか読書する日 [DVD]
DVD
田中裕子 岸部一徳 仁科亜季子 渡辺美佐子 上田耕一
価格(税込): 4,122円18%off( 定価: 5,040円 )
通常24時間以内に発送 : 1,500円以上は、送料無料
ReleaseDate : 2006-02-24
SalesRank : 24012
青木研次
Publisher : アミューズソフトエンタテインメント ( )
Studio : アミューズソフトエンタテインメント
Time : 127分
DVD : H:58 x L:710 x W:542
アミューズソフトエンタテインメント
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マーケットプレイス情報
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   牛乳配達 と スーパー の レジ で 働く50歳 の 独身女性・美奈子(田中裕子) は 、 読書 の み を 趣味 に 平凡な日常 を 過ごし て いた 。 一方 、 市役所 に 勤める高梨(岸部一徳) は 末期 が ん の 妻・容子(仁科亜希子) を 自宅 で 看病し続け て いる 。 美奈子 と 高梨 は 高校時代 に つきあっ て いた が 、 あるこ と が 原因 で ずっ と 疎遠 に なっ て いた が 、 今 も お互い心 に と どめ て いた 。 や が て そ の こ と に 気付いた容子 は 、 ふたり を 再会させよう と し… 。
   『独立少年合唱団』 の 緒方明監督 が 、 中年同士 の 愛 を しっ と り と したタッチ で 情感豊か に 描いたラブ・ストーリー の 秀作 。 まる で 時 が 止まっ て いるか の ようなふたり の 感情 が 、 次第 に ほぐれ て いく過程 が 実 に 丁寧 に 描かれ て いる 。 緒方監督 の 故郷 で も ある長崎ロケ の 効果 も 抜群 で 、 特 に 坂道 が 魅力的 に 、 そし て せつなく捉えられ て いる 。 田中裕子 は 本作 で キネマ旬報主演女優賞など各賞 を 受賞 。 岸部 、 仁科 も それぞれ好演し て いる 。 特 に 仁科 は 本作 が 久々 の 映画出演 と なった 。 (増當竜也)
いつま で も 残りそうな作品 : 2008-12-28
田中さん出演 の 作品 は 、 と 言うより田中さん は どこか ふっ切れた様な女優さん に 思え て 色んな作品見 て ます が こ の 作品 は ごく普通 の 生活 の 中から誰 に で も 有る様な人 に 打ち明けられない事や潜在意識 と か 、 や は りうまく演じ て いました 。 肩 の 凝らない で も いつま で も 記憶 に 残る作品 に 思えました 。 最近こういった作品 少なくなった気 が し ます 。

胸 の 底 に 眠る熱情 : 2008-09-09
大変静かな映画な の だけれど 、 抑えた演技 と 無言 で 流れる時間 に 上映時間 を 超越した時間 が 伝わっ て くる 。 も ちろん主役 の 田中裕子 が 主人公 の 胸 に 秘めた想い を 、 観 て いる者 に ひたひた と 忍び寄る熱情 と し て 伝え て くる演技 も さるこ と な が ら 、 他 の 登場人物 を も 抱え て いる人生 が じわじわ と 伝わる の で 観 て い て 予想外 の 感情 を 揺さぶっ て くる 。
夫婦 と し て 過ごす歳月や 、 子ど も が 育つ環境や 、 女 が 独り で 生きるこ と や 、 一度しかない人生 を 誰 も が 精一杯生きよう と し て る が 、 そこ に 押しつけ が ましい教訓 を 盛り込ませ て いない の に 考えさせられ て しまう の だ 。
消し去るこ と が 出来ない想い を 共有出来る筈 の 人 が 亡くなっ て しまった時 、 長い夜 を 乗り越える心 の 支え に なる本 の 存在 を 読書 の 醍醐味 を 感じ て いるだけ に 、 こ の 映画 を 観終わった後 、 共感 で きつつ も 刹那さ に 胸 が 軋んだ 。



美しく て ハレンチ で セクシー : 2007-11-24
映された背景 の 景色 に 見覚え が ある と 思ったら 、 長崎 を 舞台 に し て いた 。
それ で も 、 作者 の 意図 に より架空 の 地方都市 と いう設定 で 、 禁欲的 に 風景 は 使われ て いる 。 懐かしい者 に は も ったいない と も 思うけれど 、 そういう意図 は 正しい と 言える映画だった 。

田中裕子 は 、 こ の 映画 で 主演女優賞 を と っ て いるけれど 、 テレビ で 向田邦子 の ドラマなど で も たいへんな存在感 で 演じ て いるから 、 特筆するほど の 演技かどうか は 別 に し て も 、 彼女 の 下記 の 話 に 現れ て いるような 、 なん と も 演技 と は 違う次元 で 、 田中裕子 と いう女優 の 魅力 が たっぷり に 味わえた 。

 「・・体力勝負 で 、 体力だけ使っ て いるような感じ が するん で すけれど 、 撮影 が 始まっ て 2週間ぐらい が 過ぎ て わかっ て きたん で す が 、 体力 を 使うこ と で 余計な力 が 抜け て きた気 が するん で す 。 ハアハア言いな が ら階段 を 登るん で す が 、 そ の 時 に 運動靴 が すれる音だったり 、 牛乳瓶 が 鳴る音だったり 、 あるい は 夜 が 明け て くる色だったり 、 風だったり 、 そうした も の が 体 を 抜け て いっ て 、 そ の 分 、 体 が 軽くなっ て いく感じ が するん で す 。 せつない物語 で は あるん で すけれど 、 そ の せい で 重苦しさ は 抜け て いる と 思うし 、 私 が 感じた音や色や風 が 映像 に 映る と いいな と 思っ て い ます 。 ・・」(田中裕子)』

大人 の 因縁 も ある秘められた恋心 の 、 長い年月 の 熟成 が 切ない が 、 相手役 の 岸部一徳 も と て も 好きな配役 で 、 ふたり の クライマックス と も いうべきラブシーン 、 と いうかなん と いうか 、 「いまま で したかったこ と ぜんぶし て 」 と いうような 、 五十代 を 迎えた男女 の 高まり の 不器用さ と 露さ が 、 と っ て も 切なく て 悲しく て 、 ハレンチ で 、 嬉しく て (笑) 、 ふたり の シルエット が 愛おしく て 文句なし に す て き で した 。

大人 と いう の は 、 少年少女 の 頃 の 遂げられない思い を 持ち続けたり 、 禁じたり 、 しちゃったらどうしたっ て 哀しい 。 で も そいつ は 美しく て ハレンチ で と て も セクシーなんだ 。

牛乳配達 の 瓶 の 音 : 2007-06-10
ストーリー は 少し無理 が ある感じ が するけれど も 、 と ころどころ の カメラ・ショット と
いう の かしら 、 それ が すごくいい 。 印象的な の は 、 美奈子さん が 夜明け の 町 、 あちこち に
黄色い灯火 が ポツポツ と 光っ て いる青い町 を 眺め て 、 「町 の 家々全部 に 牛乳 が 配達 で きたらいい」 と 言う と ころ 。 そし て 、 最後 、 カイタさん が 亡くなっ て 、 これからな に を 楽しみ に 生き て いく の と 聞かれ て 「本 を 読むわ」 と 答える と ころ 。
 それ と 、 高梨カイタさん が 後ろ向き に なっ て い て 、 小説家 の おばさま が 「高梨さん」 と 読ん で も 、 美奈子 が おそるおそる「高梨さん」 と 呼ん で も 気 が つかない 、 それ が 美奈子 が 「カイタっ」 と 名前 を 読んだらぎょっ と し て 振り向く 、 そ の と ころ で ある 。
 田中裕子さん は 、 ふだんから体 と か鍛え て いる の で しょうか 、 あ の 何段 も の 階段 を たったったっ と 、 牛乳 の びん を が ち が ち鳴らしな が ら昇っ て いく 。
 こんな人生 、 いいなー と 思う の で す 。 まい に ちまい に ち 、 昭和53年から で したっけ 、 瓶 の 牛乳 を 配達し て 、 昼 は スーパー で そこそこ の 仕事 を こなし 、 夜 は 部屋いっぱい に 並んだ文学全集やら の 本 を ねそべりな が ら読む・・・ 。
 そうだ 、 朝 は 味噌汁 を 飲みな が ら美奈子さん は 新聞 を 読ん で いる 。 一面 の 下 の 新刊書 で 面白そうな も の が ある と 、 は さみ で 切り取りな が ら箱 に 入れ て いる の で す 。 味噌汁 の 湯気・・・ 。
 始め に 言った と おり 、 ストーリー が ちょっ と しっくりしなくっ て 、 と く に 高梨 の 奥さん が 自分 が ま も なく死ぬから と 、 美奈子 に カイタ と 一緒 に なっ て 、 と 頼むくだり は 、 わたし に は どう も 現実味 が 感じられない 。 それ で も 、 と ころどころ の カメラ・ショット 、 それ が 平凡な が らうつくしい 。 それ が 好き で す 。

幸福 の 基準 : 2007-05-19
人生 に つい て 、 あるい は 人間 の 幸福 に つい て 考えさせられる作品 。
平凡 に 見える人生 に も 、 実 は さまざまなドラマ が あり 、 淡々 と 生き て いるよう に 見え て も 、 心 の 奥 に 、 秘めた情熱 の 炎 が 揺らめい て いたりする 。
田中裕子 の 演じる美奈子 は 、 牛乳配達 の 仕事 を 生き が い と 感じ 、 無聊 を 慰める に 読書 を も っ て し 、 密か に 想い続ける相手 に は 病床 の 妻 が ある 。
傍目 に は 、 あまり幸せそう に は 見えない彼女だ が 、 本人 に と っ て は 、 決し て 不幸な人生 で は ない 。
また 、 彼女 が 思い を 寄せる 、 岸部一徳 の 演じる高梨 の 人生 も 、 最終的 に それ が 不幸な も の で あった の か 、 それ と も 自分 と し て 満足 の いく も の で あった の か は 、 当人 に しか分かりえない と ころ が ある 。
幸福 で あるか 、 不幸 で あるか と いうこ と は 、 他人から は なかなか推し量れない も の だ 。
自分 に と っ て の 幸福 の 基準 と は 何 で ある の か 、 改め て 考え て みるきっかけ と なる作品だった 。


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