細雪 [DVD]

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細雪 [DVD]
DVD
佐久間良子 吉永小百合 古手川祐子 石坂浩二
価格(税込): 4,025円20%off( 定価: 5,040円 )
在庫あり。 : 1,500円以上は、送料無料
ReleaseDate : 2004-03-26
SalesRank : 14129
市川崑
Publisher : 東宝ビデオ ( )
Studio : 東宝ビデオ
Time : 140分
DVD : H:58 x L:710 x W:542
東宝ビデオ
東宝ビデオ
マーケットプレイス情報
amazon.co.jp詳細ページより御確認ください。

amazon.co.jp PRODUCT PAGE
   市川崑監督 が 谷崎潤一郎 の 原作小説 に 挑み 、 そ の リリシズム と 美意識 を 艶やか に 開花させた名作 。 昭和13年 。 戦争 の 足音 が 近づく大阪・船場 の 名家薪岡家 の 四姉妹 は 、 三女雪子 の 縁談 の 話や四女妙子 の 奔放な言動など 、 何か と 騒々しい日々 を 送っ て いた 。 そんな折り 、 長女鶴子 の 夫 、 辰雄 が 勤め先 の 銀行から東京転勤 の 辞令 を 受ける 。 春 の 1日 、 京 の 桜 の 下 で 遊んだ四姉妹 に 別れ の 日 が 近づく… 。
   これ が 3度目 の 映画化 と なる「細雪」だ が 、 市川監督 は 20年間こ の 原作 の 映像化 を 望ん で いた 。 だから と いっ て 映画 の 中 に 気負った部分 は まったく見あたらず 、 むしろ4人 の 姉妹それぞれ の キャラクター を 鮮明 に 描き分け 、 そ の やり と り を 快適なテンポ で 描い て おり 、 2時間20分 と いう上映時間 は 心地よく過ぎ て 行く 。 また岸恵子 、 佐久間良子 、 吉永小百合 、 古手川祐子 と いった女優たち の 所作 の 美しさ 、 衣装 の 艶やかさ も 特筆 も の 。 これほど女優 を 美しく捉えた日本映画 は 近来稀 で あろう 。 一方 で 次女 の 夫 で ありな が ら 、 三女 に 思い を 寄せる貞之助(石坂浩二) の 複雑な感情 が 微妙 に 表現され て おり 、 こ の 映画 の 「艶」 の 部分 を アンモラル に 刺激し て いる 。 (斉藤守彦)
市川崑なら で は の 映像美 : 2009-03-06
「お金?あー 、 あ の こ と …」
映画「細雪」 は こんな台詞 で 始まり ます 。
初め て 見た当初 は 会話 の 途中 で あろう台詞始まり と いう の も 度肝 を 抜かれました が 、 さら に そ の 内容 が “お金” と いう の も ビックリしました 。
私 は こ の 冒頭 の シーンから一気 に 見入っ て しまうほど 、 市川作品 の 中 で 大好きな も の の ひ と つ で す 。
出演者 が 作品中 で 使っ て いる芦屋弁 と いい ます か 、 船場言葉 と いい ます か 、 聞く と ころ に よる と まる で ネイティブ の よう に 皆さん完璧だそう で すね 。
原作 は ネタ が 満載 で ど の エピソード を 拾っ て も 映画 に なるような と ころ が あり ます が 、 それ は 同時 に 散漫 に なる危険性 も 孕ん で いる と 思う の で す 。
しかしこ の 作品 は ユキコ の お見合い と いう本筋 を あくま で も 軸 と し 、 姉妹それぞれ の 話 を バランスよく取り入れつつ尚且つ起承転結 が あるか の ような
表情豊かなストーリー に 仕上げ て いる と ころ に 監督 の センス と いい ます か 、 流石 と いった巨匠 の 技 を 感じました 。

セルDVD で は 劇中登場した着物 に つい て の 監督 の コメンタリー が 特典 と し て 収録され て い ます 。
5000円弱 と 買う に は ちょっ と 高め で す が 、 何度 も 繰り返し て 鑑賞 で きる 、 価値 の ある1本だ と 思い ます 。

刹那 の 美 : 2008-12-14
京都嵐山 の 雨 に 濡れる桜 、 平安神宮 の 紅しだれ の 下 で の 姉妹揃っ て の 花見からこ の 作品 は 始まる 。 大阪弁 の 美しさ 、 四姉妹 の 強烈な個性 は 、 場面ご と に 変わる美しい着物 に よっ て 一層輝く 。 特 に 吉永小百合 は 間違いなく後光 が さし て いる 。 妹 に 足 の 爪 を 切っ て も らうシーン は 妖艶 の 極致 。 古い日本家屋 の 佇まい 、 障子 を 通した自然光 の 中 で 着物 も 女性 の 美しさ も 映える 。 計算された美 の 演出 を 感じる 。 ラスト の 雪 が 散り行く桜 に オーバーラップするシーン は 秀逸 で 、 戦争 の 足音 と と も に 、 これから時代 が 変わり 、 日本 が 変わっ て いく刹那 の 美しさ の 様 で も あった 。 作品 を 見 て 、 日本人 に 生まれ て よかった と 思う 。

着物っ て いい で すね : 2008-04-29
原作自体 が 確固たるストーリー が ない作品 で す の で 、 映像 は いい手段 で す 。 むしろ映像こそ 、 こ の 作品 の 本質 を 余計な説明なし に 見事 に 提示する も の な の か も しれません 。 原作 に は 相当忠実 に 作られ て い ます 。 ただし時間 は 一年 と いう短い時間 に 凝縮され て い ます 。 そ の 中 で すべ て の 季節 、 桜 と 紅葉 と 雪 が 現れ ます 。 原作 の 最後 の シーン で は 、 どうし て も 映画 の 結末 と し て は おさまり が 悪かった の で しょう 。 結果 と し て 、 原作 に は 存在しない男女間 の 陰影 の シーン が いくつか付け加えられ て い ます 。 こ の 部分 は 余計な部分 で しょう 。 そこま で し て 無理 に ストーリー の 展開 を 作る必要 は あった の で しょうか 。 も うひ と つ 、 女優だけ で は なく男性陣(サリー と エモヤン を の ぞく と ) に も 関西弁 を 母国語 と する も の は いないよう で 、 関西弁 の 会話 の 部分 は 、 どうし て も 力みすぎ て 硬さ と 動作 の ぎこちなさ が 残り ます 。 そし て 忘れ て は ならない の は 、 全編 を 通し て 主役 で も ある着物 で す 。 さまざまな種類 と 色彩 の 着物 が 、 それぞれ の シーン の モティーフ に 合わせ て 登場し 、 私 の ような無知な も の に も 十分 に そ の 魅力 を 伝え て くれ ます 。 ヘンデル の 音楽 が バック に 流れ 、 作品全体 と し て は 素晴らしい仕上 が り で す 。 も うこ の ような作品 が 作られるこ と は ない の で しょうか?

まる で 芳醇なワイン の 如き− : 2008-04-03
“細雪” は 確か過去 に 三回映画化され て い ます が 、 なん と いっ て も 極めつけ は こ の 市川版 で は ない で しょうか 。  普通 、 小説 の 映画化 と いう も の は 、 時代 が 下れば下るほど風俗や観客 の 嗜好 も 変化し て しまい 、 成功する の は きわめ て 難しくなる も の な の で す が 、 こ の 作品 の 出来栄え は そ の 点から考え て も 大変な快挙だ と 思い ます 。  

なん と いっ て も 配役 が 素晴らしい 。  長女役 の 岸恵子さん−本当 は 山本富士子さん が 予定され て いた の で す が 、 ピンチヒッター と し て 登板しました 。  原作よりちょっ と 軽く て ノー天気な感じ に なっ て い ます が 、 これ は これ で いい と 思い ます 。  しっかり者 の 次女 、 佐久間良子さん 。  次女 に やや似 て い ます が 、 芯 は も っ と 強い三女 の 吉永小百合さん 。  奔放 で 我儘なこいさん役 に は 古手川裕子さん が ピッタリ 。  また長女 の 婿役 の 伊丹十三さん は 冷徹な銀行家 に 見え て 、 なかなか家族思い の 一面 が あり 、 誠実 で 真面目そうな次女 の 婿 で ある石坂浩二さん が 実 は 結構女たらし− と いう意外な展開!   と に かく登場人物 が 多彩な の で 、 劇的葛藤 の 薄いストーリー で も まったく退屈さ を 感じさせません 。  

目 を 楽しませ て くれる豪華な衣装 と 精緻 を 極めた画面作り−70年代末 の 金田一耕助シリーズ の 雰囲気 を そ の まま転用したようなライティングな の で す が 、 これ が 日本家屋 の 陰翳 を 礼賛した谷崎 の 世界観 と すばらしく合致し て いました 。  細雪 が (あれ は 本当 の 雪なん で しょうね? やっぱり)散りゆく桜 の 花びら に フェイドし て 行き 、 そ の 中 に は あ の 四姉妹 が ー と いうあ の ラスト に は 思わずため息 が 出 ます 。   と に かく必見 で す 。

時代 、 元・財閥家 の 終焉 を 淡々 と 静か に 迎える時 、 、 、 。 : 2008-03-13
1983年公開作品 、 驚かされる の は そ の 実 に 豪華な出演陣 、 元・名家 の 本家 の 妻 を 岸恵子(赤い疑惑) 、 次女 で 分家 の 妻 を 佐久間良子(病院坂 の 首くくり の 家)そし て 、 分家 の 家 に 身 を 寄せる年頃 の 美しい2人 の 姉妹 を 吉永小百合 、 小手川裕子 が 、 次女 の 婿 を 石坂浩二(金田一シリーズ) 、 一見 、 殺人事件 で も 起きる の か 、 何かドロドロ と した人間関係 が 展開される の か 、 と いった不陰気 で す が 、 内容 は 至っ て 日常的 、 で す が 、 時代 の 流れ の 中 、 元・名家 の 優雅な生活 が 、 静か に 終わり を 迎える と いった題材 を これだけ的確 に 描写出来る と は 、 素晴らしい の 一言 で すね 、 皆 が 、 昭和 を 代表する名俳優だけあっ て 、 そ の 美貌 、 演技力 に 惹き込まれました 、 これ は 文句なし に お勧めな名作 で す 。


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