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DVD-BOX 第四集
小津安二郎 第四集
7 - 作品 6 - 時代 5 - 合唱』 4 - 『東京 3 - 見る絵本 生まれ 3 - 東京 3 - 映画 3 - 日本 3 - 小津安二郎 3 - 大人 3 - 初期 2 - 社会 2 - 生き 2 - 現実 2 - 現代 2 - 本当 2 - 描く 2 - 我々 2 - 必死 2 - 多く 2 - 個人的 2 - 人間 2 - 世相 2 - サイレント作品たち | 小津安二郎 DVD-BOX 第四集 結城一朗 高田稔 斎藤達雄 岡田時彦 江川宇礼雄 ReleaseDate : 2003-12-25 SalesRank : 45807 Publisher : 松竹 ( ) Studio : 松竹 Time : 898分 DVD : H:394 x L:803 x W:606 松竹 松竹 マーケットプレイス情報 新品最安値: 24,675 円 中古最安値: 27,999 円-13%off amazon.co.jp詳細ページより御確認ください。 ![]() 東京 と 家族 : 2009-05-31映画 と は 、 時代 を 表す手段 と し て 最 も 重要な芸術 で ある 。 また我々 の 生きた時代 は 、 映画 と 共 に 変化 を 遂げ て いる と 言っ て も 過言 で は ない 。 1931年(昭和六年) に 公開された小津安二郎監督『東京 の 合唱』 を 鑑賞し 、 それ以降 の 映画 の 特徴 と 比較するこ と で 、 それぞれ の 時代 が 見つめる風景 を 追っ て 考察する 。 1929年 の 世界大恐慌後 の 不況 で 、 都市部 で は 多く の 会社 が 倒産し就職難 の 者や失業者 が 溢れ返った 。 そ の 下 で いか に 人間 が 生き て いるか を 哀愁 と ユーモア を 込め て 描いた作品 が 、 こ の 『東京 の 合唱』 で ある 。 監督 の 小津安二郎(1903〜63) は 、 当初 の ハリウッド の ルビッチやヴィダー の 影響 を 強く受けた作風 を 緩やか に 変え 、 都会派 と いわれる松竹 に て 自ら の 文体 を 確立した 。 彼 は 低い固定位置から の 撮影(ロー・アングル) の 徹底 で 有名だ が 、 同じよう に 人物 に 対する描写 も 非常 に 掘り下げた視点 で あった と いえる 。 彼 は 作品 の 中 で 社会 の 大きな動きや課題 を 決し て 巨視的 に 捉え て いる の で は なく 、 最 も 小さい社会集団 で ある家族 と いう人間関係 を 確かな目線から 、 感情 の 揺らぎ を 丁寧 に かつ滑稽 に 表現し て いる 。 彼 の そういったスタンスこそ が 、 等身大 の 人間 を 映し出す優れた技法 と いえる 。 彼 は 『東京 の 合唱』 に おい て 、 独特 の ショット と 幾時散りばめられる細やかなギャグセンス で 、 世相 を 痛切 に 批判する と 同時 に 、 受容者 に 対し て 人々 が 壁 に 立ち向かう姿 を 、 きわめ て 明るく見せよう と し て いるこ と も わかる 。 そし て 以後 、 彼 は 日本 の 映画史 に おい て 列記 と したジャンル を 確立する 、 ひ と つ の 家族 を 社会背景 に 沿っ て コミカル に 描く と いった「ホーム・ドラマ」 の 先駆け的存在 と なる の で ある 。 『大学 は 出たけれど』 、 『東京物語』 と 続く彼 の リアルな日本 の 家族 を 描いた作風 が 、 現代 に 至るま で の 多く の 作品 に 多大な影響 を 与え て いった の だ 。 森田芳光監督『家族ゲーム』(1983年) は 、 80年代 の ホーム・ドラマ の 傑作 で ある 。 こ の 時代 は 一変し て 好景気 で あった日本 。 高度成長期 で 父 が 必死 に 働き 、 子 は 受験戦争 で 戦う 。 そし て 個人主義 の 傾向 に より希薄な人間関係 が 生まれ様々な社会問題 が 起こる状況下 で 、 団地や工場 の 殺風景 に 囲まれたバラバラ の 家族 を シニカル に 描いた作品だ 。 そし て 時 は 経 て 、 昨年 の 2008年 、 「リーマン・ショック」 が 起こり 、 世界経済 は 大混乱 に 至った 。 「100年 に 一度」 と 揶揄される現在 の 日本 の 景気不況 は 、 まさしく事実 で あり 、 およそ80年前 の 世界恐慌 の 当時 を 超える と ま で 言われる実態 が 、 映画 の 中 に も 顕著 と なる 。 『東京 の 合唱』 で 描かれた と 同様 の 家族 の 問題 は 、 昨年公開された黒沢清監督『トウキョウソナタ』 で 皮肉 に も 繰り返し警告 を 鳴らされ て いる の で ある 。 こ の 作品 は 現実 の 東京 を 舞台 に し て いる の で は なく「トウキョウ」 と いった架空 の 街 で 起こっ て いる と の 意見 も ある が 、 それ は まさしくこ の 現実 を 認めたくない 、 空虚な も の と し て しまいたい と の 現れ の よう で も ある 。 ここ で 着目したい の が 、 これだけ の 時代 を 経た三つ の 作品 で の 父親像 が 、 全く同じ で ある と いうこ と だ 。 『東京 の 合唱』 で の 一家 の 主 と し て 威厳 を 保 と う と 必死 に なる父 の 姿 が 、 ど の 作品 で も 見られる の で ある 。 果たし て 、 これ が 正しいか否か と いう答え は 別 と し て 、 幾度 も 描き出される映画 と いう枠 の 中 で 、 我々 は 変わり果 て た社会 と 家族 の 在り方 を も う一度問い直すべき で ある 。 家族 が 変わらなければ 、 決し て 社会 は 追いつかない の で は ないだろうか 。 小津 の 功績 に より 、 家族 を 描くこ と は 、 いつ の 時代 も 日本 の 世相 を 反映する手段 と なった 。 そし て 東京 と いう言葉 は 、 ある種 、 日本社会 の 表象 と なしえた の だ 。 も し も 小津 が 現代 に 生き て いたら一体ど の よう に 、 今 の 暗い世 を 描く の で あろうか 。 彼 の ようなユーモラスな視点 の 必要不可欠性 を 訴える と 共 に 、 我々 が こ の 変革 の 時代 に 求める も の は 、 「東京」 に おける新しい家族像な の だ と いえよう 。 幻 の 『鏡獅子』 が 収録され て いるだけ で も 価値高い 。 : 2007-10-306代目菊五郎 の 鏡獅子 。 小津安二郎 が 昭和10年政府から と るよう に 命じられた 。 海外へ の 日本文化 の 宣伝 の ため で ある 。 20分 。 こ の 位 が 丁度良い 。 大人 の 見る絵本 生まれ て は みたけれど : 2007-08-19小津安二郎 の 作品 に 、 リアルタイム で 出会えなかった世代 に と っ て 、 DVD で 追体験 で きるこ と は 、 幸せ で ある 。 「大人 の 見る絵本 生まれ て は みたけれど」 は そ の 中 に あっ て 特 に 秀作だ と 思う 。 活き活き と した子供 の 生き様 は 、 忘れかけ て いた良き時代 を 思い出させる 。 例えば 、 空き地 で 遊ぶ子供 の 背中 に 張り紙 が ・・ 。 一時停止し て 確認する と 、 「お腹 を こわし て いる の で 、 おやつ を 与えない で ください」 と の 文字 。 近所 の 大人 が 、 子供 に お菓子 を あげる 、 確か に そういう時代 が あった の だ 。 また子供 の 遊び の 中 に 、 ガキ大将 が 念じる と 地面 に 死体 と し て 横たわり 、 手 を 翳す と 魔法 の よう に 立ち上 が る 、 と いう今 で は 見たこ と の ない も の が ある 。 これなど 、 映像表現 の 妙 と し て も 、 不思議 で かつ楽しい 。 こ の 作品 が 世 に 出 て 45年後 の ドイツ映画「左利き の 女」 の 主人公 の リビングルーム の 壁 に 小津安二郎 の 写真 が 貼っ て あった 。 監督ペーター・ハントケ に よる 、 違和感 を 承知 の 上 で の メッセージ で あろう 。 サイレント世界映画史 に 残る傑作たち : 2004-11-25~小津作品 と いう と 「東京物語」「晩春」等 の トーキー戦後作品 が 有名 で す が 、 本当 の 映画フアンならこ の 第四集 の 初期 の サイレント作品 が 一番面白い と 感じるか も しれません 。 僕 も 個人的 に は こ の 初期 の サイレント作品たち が 大好き で す 。 小津氏 の 初期 の サイレント作品たち は 、 大人 に なりきれない自分 が みる絵本 。 |