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鬼が来た! 撮影日記
中国魅録 撮影日記
4 - 袁丁 3 - 著者 2 - 極限状態 2 - 格闘 2 - 撮影 2 - 批判 2 - 思い 1 - 100倍 1 - 高いわけ 1 - 香川照之 1 - 鍛え上げ 1 - 重厚なノンフィクションたらしめ 1 - 遅れまくれるわ 1 - 連続だった 1 - 通り越した異文化 1 - 追い込まれた彼 | 中国魅録 「鬼が来た!」撮影日記 香川 照之 SalesRank : 123264 Publisher : キネマ旬報社 ( 2002-04 ) Studio : キネマ旬報社 単行本 : 263 pages H:71 x L:819 x W:583 キネマ旬報社 キネマ旬報社 マーケットプレイス情報 中古最安値: 830 円60%off amazon.co.jp詳細ページより御確認ください。 ![]() 映画 を 見た人 は ぜひ : 2003-05-13△映画製作日誌 と し て 実 に 興味深い本 で す 。 著者 の 文才 も なかなか の も の で す が 、 実際 に 舞台裏 で 起こっ て いたこ と の 凄まじさ が こ の 本 を 重厚なノンフィクションたらしめ て いる の で しょう 。 「鬼 が 来た!」 の 監督・姜文 が スタニスラフスキー の メソード演技理論 に 基づい て 出演者陣 を 鍛え上げ て いく場面 は 真実鬼気迫る も の が あり ます 。 俳優たち に と っ て 監督 は まさ に 「鬼!」だっただろうな と 想像し ます 。 ▼気 に なった の は 、 共演者 で も ある袁丁 の こ と を 著者 が こ の 本 で かなり悪く書い て いる点 で す 。 こ の 映画 の 出演者 の 中 で 袁丁 は 唯一日本語 が 分かる中国人 で すから 、 こ の 本 を 読む可能性 も 高いわけ で す 。 日本語 の 読めない姜文監督 の 悪口ならまだし も 、 そ の 袁丁 の こ と を ここま で こき下ろし て 書く と いうこ と は 著者 と 袁丁 と の 関係 が よっぽど の こ と だった の で しょう 。 ただ 、 事実だ と し て も 彼 の こ と を ここま で 悪く書くこ と は なかった の で は ない で しょうか 。 袁丁 は 政治家 の ような公人 で は ない の で 、 彼 を こうした出版物 で 厳しく批判するこ と に よっ て 得られたり守られたりするような公共 の 利益 が あるわけ で は ない は ず で す 。 と なる と 彼へ の 批判 は 私怨 の 域 を 出ないこ と に なり 、 結局 の と ころそ の 批判する箇所 の 文章 を 私 は 「 は したない」 と 感じ て しまった の で す 。 当初香川 は 、 台本 の 迫力 に 引きこまれ て 自らこ の 映画 に 出演するこ と を 希望する 。 と ころ が 希望 が かなっ て 訪れた中国 の 撮影現場 は 、 彼 の 言葉 を 借りれば「映画 の 100倍 は 狂っ て いた」 。 ホテル の メイド に 物 は 盗まれるわ 、 何事 に も いいかげんなスタッフ達 の せい で 撮影 は 遅れまくれるわ 、 挙句 の 果 て に 麻袋 に 入れられたまま放置され て スタッフ に 土足 で 踏まれ 、 あまり の ストレス に 十二指腸潰瘍 で 入院したか と 思えば 、 さら に そこ で 恐怖 の 治療 が 待っ て いた・・ 日本人 が なかなか垣間見るこ と の で きないディープな中国 の 現実 に いきなり放り込まれた と まどいや苛立ち 、 そし て やりきれなさ を 、 香川 は そ の 一方 で 湧き上 が る映画へ の 情熱 と 共 に リアル に 描い て いる 。 そんな中国 と の 格闘 の 中 で 極限状態 に 追い込まれた彼 は 、 や は り戦争 の 中 で 極限状態 に 置かれ て いた日本兵 に 次第 に 同化し 、 当初 は どうし て も 理解 で きなかった と いう 、 自分 に 親切 に し て くれた村人 に 斬りかかっ て いく日本兵 の 心理状態 を いわば身体 で 「理解」し て いく 。 「日中友好」 と いう言葉 の 白々しさ に 国民 の 多く が うんざりし始め て いる今 、 映画 と も ど も 「日本人 と し て 中国 に 、 そし て あ の 戦争 に どう向き合う の か」 と いうこ と を 考える上 で 、 格好 の 材料 を 提供し て くれる本だ と いえるだろう 。 で も 、 何よりすごい の は チアン・ウェン 。 終章 の オチ は かなりうけました 。 |