アメリカン・コミュニティ 国家と個人が交差する場所

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アメリカン・コミュニティ 国家と個人が交差する場所
Book
渡辺 靖
価格(税込): 1,680円
在庫あり。 : 1,500円以上は、送料無料
SalesRank : 75437
Publisher : 新潮社 ( 2007-11 )
Studio : 新潮社
単行本 : 252 pages H:118 x L:756 x W:559
新潮社
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マーケットプレイス情報
中古最安値: 229 円86%off
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渡米 の 前 に 読ん で おきたい : 2008-10-09
自由 と 勇気 に 満ち溢れたアメリカ娯楽映画 を 見 て 、 それ が アメリカだ と 思っ て 渡米する と と ん で も ないこ と に なる 。 アメリカ娯楽映画 が 徹底的 に 自由 と 勇気 と に こだわる の は 、 彼ら自身 、 それら に 飢え て いるから に 他ならない 。


コミュニティ と は 何か 、 アメリカ と は 何か : 2008-04-28
最近 、 日本 で は コミュニティビジネス と いう の が 流行だけれど も 、 そ の と き の コミュニティ と は 何 を 指す の だろうか 。 少なく と も 、 本書 で 紹介される9つ の コミュニティ と 同じ も の は 日本 に は まずない の で は ないだろうか 。 紹介され て いるコミュニティ は まさ に 多様 で ある 。 昨今 の 日本 で 一部 に 見られる監視社会 を 現実 の も の と したゲーテッド・コミュニティ 。 メガチャーチ と 呼ばれる教会やアーミッシュ の ような宗派 に よるコミュニティ も あれば 、 インナーシティ問題 を 自ら解決したコミュニティ も ある 。 日本 の 農家 と 変わらない貧しい牧畜業者 の コミュニティ も あれば 、 ディズニー が 開発した金持ち向き の コミュニティ も ある 。 それら は 多様 で あるけれど 、 自ら信じる も の に よっ て 成り立っ て いる と いう点 で 共通し て いる 。 銃 も 自立 の 証な の だ と いわれればなるほど と 思っ て しまう 。 主 に 白人 の コミュニティ が 紹介され て いる と いう点 で 物足りなさ は ある が 、 たん に アメリカ と は 何かだけ で は なく 、 社会 の 有り様や個人 の 生き様 を 考えさせられる本 で ある 。

アメリカ人 の 欲望 : 2008-03-25
アメリカ と いう誰 も が 知っ て いるつ も り の 場所 を 、 外部からやっ て きた人間 の 目 で 淡々 と つづっ て い ます 。 ディズニーランドからゲーテッドコミュニティま で 、 ユートピア を 求めるあくなき欲望 が 透け て 見えました 。 へえ 、 こういう世界 が ある の か と 驚く反面 、 それ に 対し て どう感じた の か著者 の 本音 を も っ と 読みたい気 も しました 。 「アメリカ の 眩暈」 の ような 、 ちょっぴり皮肉めいたルポ を 想像し て いた の で … 。 で も 、 も ちろん買っ て 損な本 で は ありません!

日米社会比較 の ため の 今日的な一視座 を 提供し て くれる本 : 2008-02-11
アメリカ と いえば「多様性」 と いう枕言葉 が つい て 回る と ころ 、 9つ の 種々多彩な「コミュニティ」訪問 の 体験 を 経 て 、 筆者 は それ を より具体的 に 、 「アメリカ は ○○ で ある と いう」定義づけ を 常 に 拒む「カウンター・ディスコース」(対抗言説) の 存在 で ある と 喝破する 。 本書 を 読ん で 、 (近時かなり凋落気味 で ある と は いえ)か の 国 の ダイナミズム が よく も 悪く も こ の ような対抗精神(spirit of counter-discourse) に 支えられ て いるこ と が よく で き 、 大変参考 に なった 。 (また 、 そうした対抗言説 が 、 市場主義 の 論理 に 対するいわば「立ち位置」 の 問題 に 帰着するこ と も よく理解 で きた 。 )翻っ て わ が 国 を 見れば 、 そ の ような対抗言説 が 各所 で 生まれ て いるよう に も 見えず 、 逆 に 人口的 に も 国富的 に も 東京へ の 一極集中 が 進 も う と し て いる 。 アメリカ も 生き難い が 、 日本 は も っ と 生き難い 。 どこか に バランス の と れた中庸 の 国 は ない も の か・・・(一点 、 筆者 の 誠実かつ真摯な分析 は 好感 が も て る も の の 、 そ の 反面 、 読みやすさ と いう点 で は 欲 を 云えば叙述 に 今一つ工夫 が 必要 で あるよう に 感じた 。 残念だ が 、 そ の 分一星ダウン 。 )

アメリカ社会 の 復元力 は カウンター・ディスコース に あり : 2008-02-10
 文化人類学的フィールドワーク に よるアメリカ の コミュニティ論から得られた知見から 、 アメリカ社会 が 共有する多様性 と 復元力 の 根源 を 解き明かした労作 。 アメリカ社会 に 住んだ経験 が ある も の に は 、 社会 の 中 で お互い の 意見 を 実 に よく聞いくれる姿勢 に 感心する 。 そし て 、 厳しい対論 を 聞かされるこ と も あろう 。 いずれ に し て も 、 安易な同調 が ない代わり に 、 互い の 意見 を 尊重する姿勢 が 民主的 で 対等 で ある一方 で 、 職業的内部社会 で の ヒエラルキー は 峻別され 、 与えられる権力(職権) に も 大差 が ある 。
 こうしたアメリカ の 社会構造的差異 を 含め て 、 アメリカ社会 が も つ多様性 と 9 の 共同体(コミュニティ)調査 で 実証的 に 分析した労作 。 最初 は アーミッシュ に 似た宗教共同体ブルダホフ を 舞台 に 始まり 、 最後 は ブルダホフ が 反対する死刑廃止論 の 対極 の テキサス の ハンツビル(刑務所) の 街 の 描写 で 終わる 。 扱われる共同体(コミュニティ) は 様々 で 面白く 、 アメリカ社会 が 如何 に 多様か を 活写し て いる 。 国土 の 広さ と そこ に 住む住民 の 多様性 が 、 似た産業 の 街 で あれ 、 全く違った様相 を 呈し て いる の が 、 普通だ 。 そ の 現実 を 見事 に 描き出し て いる と いえる 。
 最終章 で 、 アメリカ の 特性 で ある「復元力」 を 論証する に 当たっ て 、 各章 で 時々顔 を 出し て いた分析要因「カウンター・ディスコース」 を 構造的 に 説明するこ と で 、 全体 に 統一性 を 与える見事な説明 で 締めくくる 。 ここ は 流石 に 学的精緻さ が みなぎっ て いる 。 一般者読者向け に 書かれた作品だ が 、 立派な文化人類学ノート と なり得 て いる 。 楽しく読め 、 知的 に スリリング 。


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