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新潮文庫
3 - 小説 3 - 商社マン 3 - 不毛地帯 2 - 達成感 2 - 見事 2 - 緻密さ 2 - 確保 2 - 石油開発 2 - 最初 2 - 日航 2 - 戦い 2 - 感じられた 2 - 大作 2 - 壱岐正 2 - 取材 2 - 人生 1 - ・・・ 亡き妻 1 - (モデル | 不毛地帯 (4) (新潮文庫) 山崎 豊子 SalesRank : 111061 Publisher : 新潮社 ( 1983-12 ) Studio : 新潮社 文庫 : 634 pages H:94 x L:598 x W:433 新潮社 新潮社 マーケットプレイス情報 中古最安値: 578 円30%off amazon.co.jp詳細ページより御確認ください。 ![]() 読了 の 達成感 : 2007-11-17四巻 に し て 漸く最終巻 。 一巻あたり600ページ超 、 全巻 で 約2,500ページ の 超大作 で した 。 読了する頃 に は 達成感 が 得られ ます 。 68年 の いわゆる外資自由化( と いっ て も 50%ま で だったか) と ニクソン・ショック(ドル の 切り下げ) 、 そし て オイル・ショックなど 、 三巻 に 続き激動 の 時代 を 背景 に 商社マン の 戦い は 続き ます 。 勿論本作発表 の 時点 で は 壹岐正 の モデル と なった瀬島龍三 の 戦い は 継続し て おり 、 現実 に は 長年 に 亘り隠然 と 権力 を 握り続け て いたわけ で 、 小説 の 終わらせ方 は ちょっ と 美し過ぎ ます ね 。 (モデル に 遠慮したわけ で は ない で しょう が 。 ) そ の 点 で 、 最後 に 甘ったるくなっ て しまったきらい が あり ます が 、 か と 言っ て 権力・欲望世界 に ズブズブ と いう の で は 身 も 蓋 も ない の で 、 難しい と ころ で しょう 。 (エンディング が 本作品 の 価値 を 下げる も の で は ありません 、 念 の ため 。 ) 必読 の 小説 : 2006-03-131巻600ページ超 、 全4巻 の 大作 で ある 。 日航 に 勤める主人公 を 中心 に 日航 の 闇 の 部分 を 描く社会派小説「沈まぬ太陽」 で も 彼女 の 取材 の 緻密さ が 感じられた が 、 おそらく「不毛地帯」 は 「沈まぬ太陽」 が 世 に 出る に あたり 、 そ の 試金石的な役割 を 果たした小説な の だろう 、 同様 の 取材 の 緻密さ が 感じられた 。 こ の 小説 で は 、 シベリア に 11年間抑留された元日本陸軍参謀 の 主人公 が 帰国後商社マン と し て 第2 の 人生 を 歩ん で いく姿 を 描い て おり 、 前半 は シベリア で の 強制労働 、 後半 は 砂漠 の 中 で の 石油開発 と 2つ の 不毛地帯 を 舞台 に し て いる 。 様々な不幸 、 困難 を 経験しな が らそれぞれ の 不毛地帯 に 不屈 の 精神 で 立ち向かっ て いく主人公 に 知らず知らず の うち に 感情移入し て しまい 、 大作 の 割 に は どんどん読み進め て しまう 。 お薦め の 1冊 で ある 。 終わりよければすべ て よし : 2005-09-03いよいよ壱岐 の 人生最後 の 大仕事 、 イラン油田 の 石油開発 が 始まる 。 途中 で 「あれあれ 、 千代田自動車 の 外資提携 は どうなっちゃったんだ」 と 置い て きぼり を 食う読者 で す が 、 大丈夫 で す 、 ちゃん と 話 は つな が っ て いました 。 商社マン と し て これ以上ない快挙 を 遂げな が ら も 、 人生 の 幕引き を きっぱりし て みせる彼 は 、 や は り只者 で は なかった 。 で も 、 秋津千里さん と の 恋 に は 不器用なまま で ・・・ 亡き妻 、 息子 、 娘 、 NY で の メイド 、 すべ て に 祝福されない彼女 が かわいそう で す 。 男なら自分 の 大切な女性 も 守り抜き幸せ に し て くれなく て は 、 半分減点 で すね 。 しかし 、 運良く石油 が 当たったからいいような も の の 、 社長 は 棉相場 で オオヤマ を 張り 、 副社長 は 石油 に 莫大なカネ を 投じ・・・我 が 社 の 出来事だった と したら 、 社員一同肝 を 冷やした に 違いありません 。 物語 で は いやな役 の 角田常務 の 気持ち が 、 ちょっぴりわかるような気 が しました 。 組織 の 力学 が 描かれ て いる : 2004-08-08男性 で も ま と も に 描けない「組織 の 力学」 が 見事 に 描ききられ て いる 。 ラストシーン は 、 物凄く感動した 。 まさ に 、 男 の 生き様だ と ぐっ と きた 。 も と も と 、 第1巻 の 最初 の 最初 で 大門社長 は 、 明治 に 政商から出発した三井・住友・三菱 の ような財閥 と し て の 伝統 に 基づいた大組織 と 戦える組織力 を 近畿商事(伊藤忠商事) に も たらすため に 、 壱岐正 を 雇い ます 。 そ の 眼力 に 素晴らしさ が 証明される瞬間 は 、 涙なし に は 見れません で した 。 商社 の 会社面接 を 受ける学生 は 必ず読め と いわれるようだ が 、 こ の 本 は 、 数年大組織 で 働いた経験 が ある人 、 まし て や財閥系 の 大商社 と 非財閥系 も しく は 中小 の 専門商社 と の 違い を 見たこ と が ある人ならば 、 唸らせられ 、 実感する作品 で す 。 また 、 大本営参謀時代から大商社 の 商社マン と し て 上り詰めるま で 一貫し て 、 大東亜戦争 を 参謀 と し て 企画した真 の 理由 で ある 、 石油エネルギー の 確保 と いう国益 を 追う真摯な姿 、 そし て そ の 世界 の 汚れきった泥臭さ の 対比 は 、 見事 と いわざる を 得ない 。 そし て 、 日本 と いう経済立国 が 成立するため の 最大 の KSF は 、 エネルギー の 確保 で ある と いう現実 は いまだ変わっ て おりません 。 国家戦略 と 地球 を 見据えるスケール の 大きな作品 で した 。 読ん で よかった で す 。 壱岐正 、 かっこよすぎ で す 。 |