不毛地帯 (1) (新潮文庫)

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不毛地帯 新潮文庫

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不毛地帯 (1) (新潮文庫)
Book
山崎 豊子
SalesRank : 23111
Publisher : 新潮社 ( 1983-01 )
Studio : 新潮社
文庫 : 624 pages H:94 x L:591 x W:417
新潮社
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マーケットプレイス情報
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時代 を 生き抜く力 。 : 2009-05-30
山崎豊子 の 小説 は 、 人 が 創り出す内面的な喜怒哀楽 の 感情 、 深い思考 の 世界 、 葛藤 が 表現され て いる の が 、 凄い 。
主人公・壹岐正(いきただし) が 、 戦時中 の 大本営参謀から 、 敗戦 に より極寒シベリア で 11年間抑留 の 強制労働 に 耐え 、 日本 に 帰還後 、 商社マン と し て 活躍する物語 に 、 経済大国 と し て 復活する日本 の 姿 を 学ぶこ と が で きました 。

2009年10月 、 唐沢寿明・主演 で 『不毛地帯』 が ドラマ化される の が 話題 に なっ て いる 。

フィクション と し て の 小説だけど 、 「実在 の 人物・瀬島龍三(せじまりゅうぞう1911〜2007) が モデル で は ないか」 と の 話題 も あり ます 。
彼 は 、 戦時中・大日本帝国大本営作戦参謀 、 戦後・伊藤忠商事会長 と し て 活躍された 。
『瀬島龍三 回想録 幾山河』(産経新聞社1995年) も 読み応え が あり ます 。

高校時代 、 優秀な知人たち は 、 山崎豊子 を 読ん で いた 。
こ の 『不毛地帯』から商社 を 、 『白い巨塔』から大学病院 の 医師 の 世界 を 、 『華麗なる一族』から銀行 と 鉄鋼 の 世界 を 学ん で いた 。
山崎豊子 が 、 大人 の 世界 を 観せ て くれ ます 。

一気 に 読み ます ! : 2009-03-30
初め て 読んだ山崎豊子作品 で す 。 全四巻 、 最初本 を 前 に した と き は 長い! と 思ったけれど一気 に 読み進ん で しまいました 。 興味深かった で す 。 社会問題など疎い方な の で 、 と て も と て も 勉強 に も なりました 。 シベリア の 話から 、 商社マン に なっ て から の 戦闘機 、 外資提携 、 石油 の 話 、 本当 に 興味深い 。 政治 と 企業 の 癒着 と いう点 も 、 こ の 本 を 読ん で いた の で 最近 の ニュース が 出 て も あまり驚かなかった で す 。 しか も 実在 の 人物 が モデル と いうこ と で 、 さら に 興味 が 。 辛い話 も ある の で す が 、 それだけ で ないドラマ と いうかストーリー展開 が すばらしい で す 。 早速次 の 作品 に いきたい で す 。

今 で も 必読書 : 2009-03-17
元陸軍参謀 の 壱岐正 の 生き様 を 通し 、 シベリア抑留 の 苦悩 、
そし て 再就職先 で の 近畿商事 に て 熾烈な商戦 の 暗部 を 描く 。
前半 の の 1巻・2巻 で 、 シベリア で の 強制労働 、
後半 の 3巻・4巻 で 砂漠 で の 石油開発 と いった 、
二つ の 「不毛地帯」 を 描い て いる 。
二つ の 祖国 、 大地 の 子 と 合わせ て 、 山崎豊子 の 戦争三部作 と
言われる中 の 一つ 。 沈まぬ太陽 を 読ん で から 、 二つ の 祖国 を
読んだ の で 、 次 は これ で しょう と いうこ と で 、 読み始めた も の 。

かつ て は 商社マン の 必読書 と も 呼ばれた と いうこ の 本 。
一応 、 俺 も 商社マン の 端くれ と し て は 、 感じる も の も ありました 。
繊維商社から始まった近畿商事 が 重工業化 を 図っ て い ます が 、
俺 の 会社 も 分野 が 違う と ころ も あるけれど 、 同じような
構造 を 抱え て い ます 。
社内各部門 で の 風通し が よくない と ころ も 含め て 。

も ちろん 、 壱岐 の 視線 と まだまだペーペー の 俺 の 視線 は
違うんだけどね 。
と は 言え 、 まだまだモノ を 買っ て 売っ て に 毛 の 生えた程度 の
こ と しか出来 て いない商社マン の 俺 と し て は 、
耳 の 痛い と ころ も ありました 。

前半 の シベリア抑留 の と ころ で は 、 ただ の キーワード と し て
しか知らなかったシベリア抑留 の こ と を 具体的イメージ と し て
知るこ と が 出来ました 。
それ は 中国残留日本人孤児だっ て そう 。
旧満州 に 終戦時 に どれだけ の 日本人 が い て 、
ど の よう に し て そ の 地 を 追われ て いった の か 。
そ の 歴史 の 一端 を しっかり と 心 に 刻む必要 が ある と 思い ます 。


緻密な取材 に 感嘆するばかり : 2008-11-05
シベリア で の 捕虜 と し て の 過酷な生活 と そ の 後 の 商社マン
と し て 現実 を 生きた主人公 。
時代 の 大きなうねり に 翻弄される人間 の 生き様 を 描いた
秀作 で あった 。

ソ連 の 国家繁栄 の 為 の 労働力確保 と 共 に 戦後 に 利権交渉 の
外交カード に 利用された捕虜 。
結果 と し て 敗戦時 の 日本 に と っ て アメリカ の 属国 と いう
選択肢しかない中 で 、 冷戦時代 の 幕開け と なった
イデオロギー が 異なる巨大国家 の 睨み合い が 、 戦後日本 の
奇跡 の 復興 を も たらした と したら皮肉な も の で ある 。

本書 は 太平洋戦争 の 時代 に 大本営 の 参謀本部 の 中枢 に あり 、
各方面 の 作戦 に 従事したかつ て の エリート軍人 を 単 に 繊維
を 扱うだけ の 商社 を 財閥系老舗商社 と も 張り合えある巨大
組織 に 変貌させた手腕 。
そ の 頭脳 を 組織造り の 為 に スカウトしたワンマン社長 の
先見性 に は ただ脱帽させられる 。

伊藤忠商事 に 勤務した瀬島龍三 が モデル と なっ て いる が 戦後
の 日本 の 黒幕 と し て 政治家や右翼 と も 密 に 繋 が っ て おり 、
賛否両論評価 が 分かれる人物 で ある が 、 日本 の 繁栄 を 支えた
人物 で あったこ と は 、 間違いない事実だ と 思う 。

昨今先 の 大戦 が 戦略戦争 で あったか否か の 論文 で 国会 で 物議
を 醸し出し て いる が 、 与党野党 と 小さな枠組み の 中 で の 攻防
と なり 、 エネルギーや食料問題など を 国 と いうレベル で 世界
と 交渉し て 欲しい 。


も っ と 早い時期 に 読むべきだった と 後悔し て いる 。 : 2008-09-06
資料無断引用疑惑 の 作家 と し て 山崎豊子さん の 名前 を 知り 、 元伊藤忠副社長 、 瀬島龍三氏 が モデル で ある と し て 「不毛地帯」 と いう作品 を 知り 、 結局 、 スキャンダル が らみ で あるこ と で 敬遠 の 一冊 で あった 。

しかし今 、 個人的 に も っ と 早い時期 に 読むべきだった と 後悔し て いる 。 これ を 読ん で いれば 、
ロシア の 捕虜 と なりシベリア抑留 を 経験し て も 男 は 愚痴 、 泣き言 を 言わず・・ の 伝 で 、 体験 を 決し て 語らず鬼籍 に 入っ て しまった父 を も う少し理解 で きた の に と 残念 で ならない 。

また 、 資料引用疑惑 が あろう と も 、 社会背景 の 緻密な描写力 、 骨太 の 構成 の 巧みさ 、 読者 を ひきつける話 の 展開など の 作家技量 は 十二分 に 評価 で きる と 思った 。 際物 と 片付けられない作家 の 力 に 圧倒された 。

ただし 、 登場人物 の 描写 が 善人 、 悪人 と 若干 、 平面的な の が 気 に なった が 、 読後 、 私 は 彼女 の 他 の 作品へ の 興味 が 湧いた 。




二つの祖国〈上〉 (新潮文庫)
二つの祖国〈下〉 (新潮文庫)
大地の子〈1〉 (文春文庫)
沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)
大地の子〈2〉 (文春文庫)

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