![]() 拡大画像を表示
折戟の章 集英社文庫 3-58
水滸伝 集英社文庫 水滸伝 3-58
4 - 梁山泊 4 - 本当 3 - 物語 3 - 今回 2 - 起死回生 2 - 賭け 2 - 薄氷 2 - 知れません 2 - 相手 2 - 思っ 2 - 当たり前 2 - 原作 1 - 飼いならされ 1 - 震わせず 1 - 雄雄しく死ん | 水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58) 北方 謙三 価格(税込): 630円 在庫あり。 : 1,500円以上は、送料無料 SalesRank : 78886 Publisher : 集英社 ( 2007-12-14 ) Studio : 集英社 文庫 : 395 pages H:79 x L:591 x W:417 集英社 集英社 マーケットプレイス情報 中古最安値: 280 円56%off amazon.co.jp詳細ページより御確認ください。 ![]() 梁山泊軍 の 薄氷 の 勝利! : 2008-08-31二十万 を 超える官軍 と の 激戦 で じわじわ と 追い詰められ て いた梁山泊軍 が 一発逆転 の 北京大名府占領 に より官軍 を 撤退へ と 追い込む と いう 、 まさ に 薄氷 を 踏むような勝利 。 読ん で い て も あっけ に と られるような早業 で 、 真夜中ま で 読み続け て しまいました 。 巻 の 後半 で は 、 まさか の 扈三娘 と 王英 の 結婚 と いうおまけ も つい て 、 読み応え満点 で す 。 那須与一的花栄 : 2008-03-06も うだめ で す 。 限界 で す 。 悲鳴 を 上げるまさ に 寸前 。 風前 の と も し火 の 各塞 。 梁山泊 の 新任軍師宣賛 は 、 ゲリラチック に 宋 の 喉 も と に 刃 を 突きつける 賭け に で る 。 功 を 奏し て 、 なん と か宋軍 の 撤退 を 引き出すこ と に 成功した 。 ひ と つ の 山 を 越えた感さえ漂う折戟 の 章 。 物語 の 熱さ に 自分たち を 省みる : 2007-12-25北方水滸伝 、 文庫最新刊 で す 。 全19巻 の うち の 15巻 で す 。 前作から始まっ て いた宋 の 主力二十数万 の 軍勢対梁山泊 の 戦い が 今回 も 厳しい戦況 の 中続き ます 。 数 に し て 十倍以上 の 敵 を 多方面 で 同時展開され 、 物量作戦 に 押しつぶされそう に なる梁山泊 の 起死回生 の 賭け が 成立するか否か が 今回 の 巻 の 最大 の ポイント に なり ます 。 いくら英傑豪傑 が 揃う梁山泊 と いっ て も (そし て 立ち上 が った民 が いか に 志 が 高く て も ) 、 相手 は 二十数万 の 正規軍 。 しか も 国 と いう も の を 背負い 、 豊富な補給 を 受けた軍隊 が 相手 で すから 、 数カ所 の 拠点 に 籠る梁山泊 も じりじり と 押され て いき ます 。 十全 の 準備 も 罠 も 徐々 に 薄皮 を 剥ぐよう に 剥 が され て いき 、 兵 が 日一日 と 損耗し て いき ます 。 そ の 中 で 隊長格 、 副隊長格 の メンバー も 命 を 失っ て いき ます 。 どこか の 巻 の レビュー で も 書きました が 、 こ の 北方水滸伝 で は 原作 と 違っ て 、 梁山泊 の メンバー が 次々 と 命 を 落 と し て いき ます 。 原作 で は 死なないメンバー が どんどん と 命 を 落 と し て いき ます 。 それぞれ が 信じる未来 、 志 の 為 に 命 を 落 と し て いき ます 。 読ん で い て 悲しくなるくらい 、 そし て 恐ろしいこ と に 読ん で いるほう が それ が 当たり前 の よう に 感じるくらい死ん で いき ます ある意味 、 本当 の 戦争 で も これ が 一番怖いこ と な の か も 知れません が 、 人 が あまり に たくさん死 に 続ける と それ が 中心人物 で あっ て も なく て も 、 ただただ戦いだけ が 生き物 の よう に 継続 の 意志 を 持ち は じめ 、 生け贄 を 求めるよう に より多く の 血 が 流れ 、 当事者 は それ を 当たり前 の よう に 受け入れ て しまう の か も 知れません 。 こ の 巻 で も 片手 に あまるほど の 梁山泊 の メンバー が 死ん で ゆきました 。 そし て 、 そういう犠牲 の 中 で 、 梁山泊 は 起死回生 の 博打 の ような一手 を 打ち ます 。 そう で も しなければ押しつぶされる事 が 確定し て しまうような戦況だったから で す が 、 果たし て それ が 成功する の かいなか 、 どんな策な の か は 読ん で の お楽しみ で す 。 さ て 、 こ の 物語 を 読ん で 毎巻思う の は 、 こ の 物語 の 中 の 登場人物 が みんな「熱い」 と いうこ と で す 。 末端から宰相ま で すべ て の 役人 が 腐敗し て おり 、 民 が ひたすら犠牲 に なる 。 道理 が 通らず 、 要領 の いい人間だけ が 得 を する 。 お金 を たくさん持っ て いる人間 は 人並み以上 の 暮らし を やすやす と 維持し 、 持たざる も の は 毎日苦しみな が ら生活し て い て も それ で も 生活 は 全く安定しない 。 働けど働けど搾取される 。 しか も 、 官僚 は お互い を かばいあい 、 そ の ツケ が 誰か に まわされる 。 人 の 命 が 極端 に 軽く扱われる 。 まる で 、 今 の 日本そ の も の で す 。 そう考える と 、 我々 は 本当 は 持つべき「怒り」や「熱さ」 と いう も の を どこか に 置き忘れ て き て しまったんじゃないか 、 ただただ今食べる も の に 本当 に 困窮し て いないだけ着る も の も ない と ころま で は なっ て いない と いうだけ で 飼いならされ て い て 、 本当 は ひどい国 に 住ん で いる の に 何 も せず に ただ傍観し て いるだけなんじゃない の か 。 そんなこ と を 今回 は 改め て 強く思う巻 で した 。 北方先生 反則 で す 。 : 2007-12-22来る来る と わかっ て い て も 涙 が こみ上げ て くる 。 泣かそう と し て 書い て る に 違いない と わかる の に やっぱり泣ける 。 それほど涙腺 が 緩い方 で は ない と 自分 で は 思っ て いる の だ が 。 日本 の 文学史上 、 最 も 大量 に おやじ の 涙 を 流させた作品な の で は ないか と 思っ て しまう 。 本巻 も 泣き所 は たくさん 。 負傷から完全 に 回復しきらず 、 鬱々 と する単廷珪 を 叩き の めす林冲 。 それ を 見守る索超 、 史進 。 瀕死 の 重傷 を 負いな が ら 、 花栄 の 強弓 を 「すげえ も の を 見た」 と 感嘆する欧鵬 。 楽和 の 最後 の 歌 に 鉄笛 で 伴奏する馬麟 。 北方先生 に 「俺 の 水滸伝 は 死ぬんだよ」 と 聞かされ て いな が ら 、 雄雄しく死ん で いく漢(お と こ)たち の 姿 に 、 心 を 震わせず に は いられない 。 ほぼ全軍 を 出動させ て 、 官軍 と の 総力戦 と なった前巻から 、 まあこれ で も か と 主要な人物 が 亡くなるこ と 。 それ も 皆 、 力 の 限り生ききっ て 。 こ の 上 も なく純粋な目的 で 結ばれた同志たち に 見送られな が ら 。 オリジナル の 水滸伝から言えば間違いなく反則だ と 思う の だ が 、 や は り読まず に は いられない 。 水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59) 水滸伝 14 爪牙の章 (集英社文庫 き 3-57) 水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60) 水滸伝 13 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56) 水滸伝〈18〉乾坤の章 (集英社文庫) 本 - ジャンル別 - 文学・評論 - 歴史・時代小説 - か行の著者 本 - ジャンル別 - 文学・評論 - 著者別 - 日本の著者 - か行 - き - 北方謙三 本 - ジャンル別 - 文学・評論 - 文学・評論 全般 本 - ジャンル別 - 新書・文庫 本 - By Publishers - 集英社 本 - Refinements - Browse Refinements - Format (binding) - 文庫 |